院長紹介

地域の健康を見守り笑顔で
安心して楽しく暮らせる
社会を創るためにシンボルマーク

はじめまして。この度、2019年12月に生まれ育った京都府木津川市で「たけもとクリニック(内科・小児科・循環器内科・糖尿病内科)」を開院させていただくことになりました、竹本 康宏(たけもと やすひろ)と申します。
私が医師を志した理由は、両親が医療関係の仕事をしており、その背中を見て漠然と人の生命にかかわる仕事がしたいと考えていたところ、祖母の死、突然の同級生の死に触れ、また、ドキュメンタリーで夢半ばにして病に倒れる若者の姿を見て、“何とかしたい”、“自分にできることは何か”と考え、微力ながらも生命を救うことができればと、医師を志しました。中学高校時代は、その強い想いを秘め、医学部受験に備え、無事奈良県立医科大学に入学することが出来ました。

2001年に奈良県立医科大学を卒業後、第1内科学教室に入局し、奈良県立医科大学附属病院で一般内科の研修を受けました。奈良県救命救急センター(現奈良県総合医療センター救命救急センター)にも出向し、救命救急の現場にて三次救急の研修もさせていただきました。2002年には奈良県立三室病院(現奈良県西和医療センター)に異動し、さらなる一般内科の研修と、特に循環器内科でのカテーテル治療(急性心筋梗塞、狭心症)に専念いたしました。2003年からは再度奈良県立医科大学附属病院循環器腎臓代謝内科に異動し、専門的疾患(急性心筋梗塞、狭心症などのカテーテル治療、心不全、不整脈、難治性高血圧などの薬物治療、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の管理など)の治療に専念しました。2004年からは奈良県立医科大学大学院に入学し、基礎研究、臨床研究などに従事し、一臨床家としてだけではなく、研究者としての視点も身に着けることが出来ました。2008年には大学院を修了し、医学博士を取得いたしました。2009年からは市中病院である市立奈良病院に異動し、循環器内科医として心臓病の救急疾患である急性心筋梗塞や急性心不全の治療を中心に行いながら、その原因疾患である、高血圧、糖尿病、脂質異常症の管理を外来で長期的に行ってまいりました。

しかし、急性心筋梗塞や心不全は一度発症してしまうと致命的になることが多く、たとえ救命できても後遺症を残すことが多く、その後も慢性期の管理に難渋し、患者さんの日常生活の質が低下してしまうことが課題であることが鮮明になりました。そこで、重篤な病気を発症しないように心がける予防医学が非常に重要であることを再認識するようになりました。病院勤務医としては重篤な病気になってからの関わりしかできないことが多く、もう少し早い段階で介入することができないかと考えておりました。地域の最前線でかかりつけ医として、地域の皆様の健康管理をすることの重要性を強く認識するようになり、このたび、機会に恵まれ、この生まれ育った木津川市でクリニックを開業する運びとなりました。地域医療を担うからには、ご年配の皆様から小さなお子様とそのご家族全員のかかりつけ医となるファミリークリニックとして地域の皆様に役立ちたいと考えております。一般内科はいままでの経験を活かし総合内科専門医として、特に循環器専門医、糖尿病療養指導医として生活習慣病を中心とした診療を、小児科は市立奈良病院で小児科診療に携わらせていただいた経験をもとに、プライマリーケアができる小児科医として幅広く診療させていただきます。

当クリニックの診療理念である“地域の健康を見守り笑顔で安心して楽しく暮らせる社会を創ること”を目標に少しでも地域の皆様のかかりつけ医としてお役に立てればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

院長竹本 康宏

院長/医学博士 竹本康宏(たけもと やすひろ)
所属学会
  • 日本内科学会
  • 日本小児科学会
  • 日本外来小児科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本糖尿病学会
  • 日本高血圧学会
  • 日本心血管インターベンション治療学会
  • 日本禁煙学会
  • 日本心不全学会
  • 日本糖尿病協会
資格
  • 医学博士(奈良県立医科大学)
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会認定総合内科専門医
  • 日本内科学会指導医
  • 日本循環器学会認定循環器専門医
  • 日本糖尿病協会療養指導医
  • 日本心血管インターベンション治療学会認定医
  • 臨床研修指導医講習会修了
  • 難病指定医
  • 日本禁煙学会認定禁煙サポーター
  • 日本医師会認定産業医
  • エピペン登録処方医
  • シダキュア・ミティキュア・アシテア登録処方医
学歴
1976年
京都府木津川市加茂町にて誕生
1983年
私立みかのはら幼稚園卒園
1989年
加茂町立当尾小学校卒業
1992年
加茂町立(現木津川市立)泉川中学校卒業
1995年
京都府立南陽高等学校卒業
2001年
奈良県立医科大学卒業
2008年
奈良県立医科大学大学院修了
経歴
2001年
奈良県立医科大学附属病院
2001年
奈良県救命救急センター(現奈良県総合医療センター)
2002年
奈良県立三室病院(現奈良県西和医療センター)
2003年
奈良県立医科大学附属病院
2009年
市立奈良病院
2019年
たけもとクリニック開院
校医・園医
  • りっぷる保育園園医
  • 木津川市立高の原小学校校医
  • 京都府立南陽高等学校・附属中学校校医
  • 京都府立南山城支援学校校医
シンボルマーク

  • 地域の健康を見守り笑顔で安心して楽しく暮らせる社会を創ることを目指します。1
  • ファミリークリニックとして、ご年配の皆様から小さなお子様とそのご家族全員、幅広く診療いたします。2
  • 疾病の対応のみを行う(病気を治す)「点の医療」だけではなく、継続的に介入し、心身の健康を損なうリスクを未然に防ぐ(健康を見守る)「線の医療」を目指します。3
  • スタッフ一人一人が誇りと責任をもって診療いたします。4
  • 根拠に基づく医療(evidence-based medicine, EBM)のもとに、物語りと対話に基づく医療(Narrative-based Medicine, NBM)を実践していきます。5
NBMとは
EBMは「科学的根拠(エビデンス)」「専門家(医師)の経験・知識」「患者の価値観」の3要素を総合的に判断して治療方針を決めることを指し、患者中心の医療を実現するための概念ですが、それは一般論、確率論としての情報であり、すべての患者にはあてはまらないという問題を内包しています。NBMは患者が語る「物語」から、医師は病気だけではなく、患者個人の背景や人間関係を理解し、患者の抱える問題を全人的(身体的、精神・心理的、社会的)にアプローチしていこうとする考え方です。

百獣の王ライオンのような強い身体になって欲しいといった意味を込めてライオンのキャラクターにしました。
太陽の様にあたたかく見守るクリニックの意味を込めてライオンのたてがみを太陽の様にデザインし、太陽の光を浴びて、幸福をもたらす四つ葉のクローバーが育つイメージにしました。クローバーの葉は優しい心を持つ人に育って欲しいとハートの形にしました。
健康で強い身体と優しい心を持って育ってもらえるように、クリニックはあたたかく見守っていく存在でありたいと考えています。